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和真クリニック  自立自尊の健康人生

 和真クリニック 院長 福井和彦 学術発表

第114回 日本心身医学会関東地方会

 「薬剤性パーキンソンニスム例に対する

  身体動作的介入の認知行動変容リハビリ効果」

 

 所属1)和真クリニック、2)医療法人秀峰会

発表者氏名 ○福井和彦 フクイカズヒコ1)2)、中村吉伸2)

【目的】

 演者がこれまで本会に報告してきた「身を介した認知行動変容リハビリ療法」(Cognitive Behavior Synaptic Rehabilitation;以下CBSR)の汎用性と有用性を検証するため、今回は薬剤性錐体外路障害を有する例にCBSRを用いて治療介入した。その結果を報告する。

【対象】

 対象は慢性期統合失調症の2例。両例とも遺残症状及び錐体外路障害で、DSM-IV-TRに基づく機能の全般的評価(GAF)は治療的介入前50点台であった。

【方法】菱沼の起点つくりにより、過緊張及び虚脱部位が滑らかな動きとなるように、適切な筋力・運動配分を患者自身が認知し実現できるよう操作、介入する。その介入の長期的全体的評価には、クボクリ式評価、内山の認知行動療法フォーミュレーション(以下CBTF)を、短期的身体的評価には動画分析法を用いた。

【結果】

 本介入直後と、その後の継続介入により痙性歩行ならび硬直状態の改善を認めた。1例は薬剤からの離脱をさらに推し進めることが出来、日常生活機能全般に改善を認め、GAFは51から68に改善した。

【考察】

 CBSRは動作を介して自らの認知変容を促す介入法である。今回の結果から、身体機能・認知機能の低下した慢性期統合失調例に対しても、からだ(身心)全体のリハビリという概念とその具体的介入法であるCBSRが有効であり、その汎用性と有用性を検証した。

【発表原稿スライド、動画】

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