WasinLogo
和真クリニック  自立自尊の健康人生

武術との出会いと遍歴
医師免許をもった私がなぜ武術に興味を持ったのか。その遍歴をつれづれなるままに書き残しました

「武術との出会いと遍歴 その1」 和真クリニック開業と理念理想

 

 保険医療の枠に囚われずに自分なりに実現したい医療を実現すべく、94年9月に和真クリニックを開業した。

 開業するに当たっての思いは、世間一般で、アトピーといわれ皮膚症状、身体症状、そして日常生活もままならず精神的にも悩み苦しんで来る人たちのそのつらい状態をもう見たくない、人の苦しむ姿を見るのはもう嫌だということだけだった。

 確かに一時的、表面的には保険医療で認められ、皮膚科学会が認めた治療ガイドラインに則った外用および内服、薬物療法もある。さらには、ステロイド剤ではないからともっと強烈に生体に作用する新薬も用いられて来ている。

 私の所に各地から来院される方々は、そのような治療を何年もあるいは何十年も繰り返してきた方々であり、その結果を身をもってのこれでもかと診せてくれた。皮膚も皮膚表面の姑息的なことを繰り返しても、長期的には直らないどころかますます 生体の機能を損なっていくことを、嫌になるほど、診せられた。

そのような薬物他者依存状況に陥って来られる方々診て、何を考えどうしたかは、二冊の図書にまとめた。

http://wasin.jp/hope/bookanou.html

アトピー・ステロイドからの離脱ー薬物依存から調和のからだへ

医者がつくるアトピー 患者がなおすアトピー 薬をやめて笑顔を取り戻した人たちの記録

 医学部に入り、人間に関して色々と学ばされたが、当時の私ではなかなか学び切れなかった。たが、その根本は、「人間には自然治癒力、自己治癒力があり、それを活かすのが治療であり、医療である」ということだけは、頭の芯に残っていた。

 また、その後の開業前の勤務医時代の実地臨床上からも、皮膚は皮膚だけでは直らない。皮膚を直すためにも身体全体の機能、能力を引き出し、活用する事が必要である。

下痢を治すために、あるいは固い大便だからと言って、便そのものに軟膏をいくら塗っても意味はない。

それは結果であり、結果を相手にしていても致し方ない。私流には「うんこには触らない、流すだけ」 白神流では「結果には触らない」ということの認識には至っていた。

さらに、だからといって消化管のみ相手にしても仕方ない。その人自身が身体全体の治癒環境を整え、その人自身がその思いを発揮しない限り治るものも治らないという認識にまではたどり着いていた。そのために、身体の機能を活性化させ、引き出す引き出し方までは、気づき、上記の2冊の本にも、実例を合わせて紹介している。

身体も身体だけではなかなか本来の機能を発揮出来ない。

心もあるが心も心だけでは何ともしようが無い。苦しんでくる方々を診て思うことは、昔ながらに言われている心身一如ということであった。

身と心と1つとして全体の調和を保ってそのからだ全体の機能、能力を発揮させる手伝いをしたいということには、自分自身でも、到達していた。しかし、「心こそ心まどわす心なれ 心に心こころゆるすな」とも昔から言われており、なおかつ、具体的なその実現方法には至らず、じまいであった。

それで、その心身一如の人間のからだ(身・心)の機能、能力を発揮させる具体的な方法を模索して色々と遍歴することとなる。

武術との出会いと遍歴
医師免許をもった私がなぜ武術に興味を持ったのか。その遍歴をつれづれなるままに書き残しました

Fukui